アメリカに住んで感じたこと
アメリカに住んで感じたこと
過去,アメリカには国際会議などで十数回来ていますが,1年間住んでみる今まで気付かなかったことに気付きます.また,ロスやサンフランシスコなどの都会でなく,Utahという地を選んだことも,違った印象を与えることに気付きます.ありきたりですが,アメリカに住んでみて,あらためて感じたことです.
当たり前だけれども,国土が広い.平野が多い.これは,国力の一つだと改めて感じる.
子供のkindergartenに行ってあらためて感じたのだけれども,グループでの活動よりも,個人としての活動を重視している.
Utahという地ということもあるのだろうけれども,家族をとても大切にしている.
車社会.車で往復100mileは,すぐそこ.往復7~8時間は,十分に日帰り圏内.長時間運転をしても,渋滞がほとんどなく,クルーズコントロールも使えるので,疲れ方が日本よりも少なく感じる.
町のいたるところに,国旗が掲げられている.Kindergartenで,「国旗に忠誠を誓います...」というセリフを覚えさせられる(もっとも,子供たちは十分に意味を分かっていないかもしれないが).
国のために戦う軍人の方々をとても大切にしている.vertran’s day(復員軍人に感謝する日)やmemorial day(戦争で亡くなった人をcommemorate する日)があったり,レストランやスキー場などなどで,軍人さんへの感謝として,特別な割引があったりする.
集中力が高く,しっかり仕事をするのだけれども,同時にアフターファイブは基本的に家族などとの時間に利用しているように感じる.
人が話しているときに,(決していやみでない)反応をするし,よく質問をする.日本では,人の話を静かに聴きなさいと教わるが,質問をしなさいとは教わらないことが多いように感じる.
一般的に,物価はかなり安いが,中古車,スキー場のリフト券,日本から輸入した食料品などは日本よりも高い.
スクールバスが黄色であることは知っていたけれども,なぜ黄色いのかはあまり考えたことがなかった.おそらく子供という存在を大切にするためではないかと思う.スクールバスが停止しているところを左から追い抜いてはいけなかったり,学校の近くでは制限速度が低めに設定されているなど,子供たちを大切にしようとしていることを感じる.
予防接種が日本よりすすんでいる.娘がkindergartenに行く前に,一気に5~6本も予防接種の注射をした.
みんなBYUが大好き.街のいたるところで,BYUのTシャツなどを着ている人を見かける.子供たちも着ている.